サッカラピラミッドではポニーのおっさんに気をつけろ!

エジプトのピラミッドといえば、ギザの3大ピラミッドが有名ですが、他にも大きなピラミッドがあります。

階段の形をした特徴が有名なサッカラピラミッドが特に有名ですかね。

ジェセル王のピラミッドと呼ばれ、最古のピラミッドとされています。
首都のカイロからもバスを乗り継いで行くことができますが、地元の公共機関を使用するため旅慣れている人でないと大変だと思います。

ツアーがあると思うので、宿泊所にある観光ツアーを利用するのが楽に行けます。

私が行った時は、午前中はギザのピラミッドを見学し、午後はサッカラピラミッドに向かいました。

とりあえず道路を走っている乗り合いのバンに乗って、サッカラピラミッドに行きたいとマップを見せながら伝えると、あそこに行けやここまで乗せてやると言って、近くまで行ってくれるので流れに身を任せて移動しました。

なんやかんやで2回程度乗り換えながら目的地にたどり着くことができました。

場所が都心部より離れているからか、人気がなく閑散としていました。

早速入り口から入ると、おっさんが視界に入ってきました。これは、後で声をかけられそうなフラグを感じますねw

すぐに階段状のピラミッドが見えましたが、残念ながら行った時は修復中でした。

ピラミッドを眺めていると、先ほどのおっさんから、ここを案内してやると声をかけられ、ポニーに乗れと言われました。

これは、あとでお金を請求されるやつだーと思いつつも、ひとり旅は寂しいもんで、どう回ったら良いかが分からなかったのと、砂漠地帯を歩いて回るのはしんどいものがあるので、ポニーに乗りました。

おっさんは積極的に写真を撮ってやるよというので、疑いつつも何枚か撮ってもらいました。

英語はあまり喋れないようだったので、単語でコミュニケーションを取りつつ、遺跡の説明もしてもらいました。
遺跡の内部にあるレリーフは色も残っていました。

当時の文字と思われるような記号もくっきり見ることができます。

一通り見終わったので入り口の方に戻り、ポニーから降りて、「シュクラン(ありがとう)」と伝えると、案の定チップチップと言ってきました。

チップと言われた時に気をつけていることは、いくら?と聞かないことです。
いくらか聞くと必ず高い値段からふっかけられるので、じゃあこの金額ねと言って渡すのが楽にすみます。

それでも、もっと出せと言われるので、交渉をしていると、
最後の殺し文句で言われたのが、俺とポニーとの二人分で2倍出せでした笑
ポニーへの労働の対価を払うというのも面白いですね。

閉館時間が16時でギリギリの時間まで残っていたので、公共機関のバスなどがなく、どうやって最寄の駅まで戻ろうか考えていると、同じく観光終わりの外国人がレンタカーを借りて観光をしていたらしく、最寄の駅まで乗っけてもらうことができました。

自力で行くには、かなり不便な場所にあるので、ツアーで行くことをお勧めします。
エジプト観光でも必須レベルではないので、他に行くことがなかったら行ってみてください。