日本三名園の2つ目は岡山後楽園!と岡山城も添えて


あなたは日本三名園を答えられますか?

石川県の兼六園、茨城県の偕楽園、そして今回訪れたのは岡山県の後楽園です!

後楽園は岡山城の裏側にあるので、後ろにある庭園(楽園)ということで後楽園と覚えることができますね!
江戸時代は、御後園(ごこうえん)とも呼ばれていたようです。明治時代になって、藩主の池田家から岡山県に譲渡されてから、一般公開され、後楽園に名称が変わったんですね。

2015年時点で日本に36件しかない特別名勝にも指定されていて、日本を代表する庭園なんですね。

後楽園に入ってまず出迎えてくれたのは、なんとタンチョウ!
珍しい鳥な気がするので、なんだかおめでたい気持ちになれますね。

後楽園からは、岡山城を見ることもできます。
旭川を挟んで隣にあるので、思ったよりも近いですね。月見橋で渡れるので、後楽園を見た後は城を見に行きましょう。

令和になってすぐだったので、記念碑的なものあり、岡山城を背景に良い光景をパシャリ。

見どころの一つが、延養亭です。

藩主がくつろいだとされる居間があり、園内を一望できるようです。戦災で消失してしまったので復元された建物です。春と秋には一週間程度、内部を公開されるようですが、通常は外観しか楽しむことはできません。

園内に唯心山というちょっとした丘(山らしい)があり、少し高いところから一望できます。池の全体像も見えるので、後楽園で一番好きな光景です。

いくつか大きな石もあり、切られたような跡も確認できます。

これは、他の場所にあった大石を園内に置きたいという命があり、石を切り分けて運んだことになります。こんな大石を園内に置きたいから運んでって命令されたら、自分だったらどうするかなと考えてしまいました。まずは、無理でしょって言ってしまいそうですね。当時の切石技術を感じることができます。

ゴールデンウィーク中だったので、朝一の7時半に着きましたが、さすがに人が少なくガラガラでした。後楽園と岡山城の共通チケットがお得だったので、購入しましたが、岡山城が入場できるようになるのは、9時からだということなので、時間をかけてのんびり、後楽園を観光することができました。

初夏は新緑やツツジが見どころだったように思います。桜や紅葉なども植えられていたので、季節に合わせて光景が変わると思うと、また違う時期に来たくなりますね。

どうでもいいですが、5月は蜘蛛の巣が多かったな。まあ、それだけ、自然が多いということで。

後楽園から月見橋を渡って、いざ岡山城へ!

岡山城は宇喜多秀家が築城しました。天守の壁に黒漆塗りされているので、外観が黒く「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。

残念ながら、こちらも復元のため、内部は観光用に展示がされています。入城すると早速エレベーターに乗り4階へ。城というと、登りづらい急な階段があるところもありますが、エレベーターで上まで上がれるので楽ちんですね。当時の趣きがないのは残念ですが、観光なんで景色を楽しむことにしましょう。

天守閣に登ると金のシャチホコや城下町を眺めることができます。

展示室の他にも、お殿様・お姫様になれる着付け体験ができたり、大名気分でお駕籠に入って記念撮影をすることもできます。

名のしれた大名の城ではないため、ちょっとしょぼい印象を受けてしまいましたが、後楽園とセットで観光できるのが良かったです。