壱岐と対馬を一度に周るには、2日~3日かかりますが、行く方法も飛行機とフェリーがあり、便の時間も決まっているため、予定を立てるのが難しいです。
別々に周るのもいいですが、欲張りな私は一度にどちらも周るルートで行きます。
対馬から周るのがいいのか、壱岐から周るのがいいのかどちらがいいのか、調べながら考えたのでまとめました。
目次
事前に調べたこと
対馬や壱岐にフェリーで行く場合は、「九州郵船」を利用します。
壱岐の主な玄関口となる港が、北東に位置する「芦辺(あしべ)」と南西に位置する「郷ノ浦(ごうのうら)」です。
フェリーの便を調べると、芦辺と郷ノ浦の発着があるので、間違えないように注意が必要です。サイトの時刻表や価格を理解するのに、一苦労しました。。。
対馬の玄関口は、南部の「厳原(いづはら)」と北部の「比田勝(ひたかつ)」があります。空港もあり博多から35分ほどで着くので、時間を有効に使いたい場合は空港もありです。
壱岐・対馬を2泊3日で回るモデルコースを考えてみた
博多を起点としたモデルコースとして、2泊3日で壱岐から先に周るコースと、1泊2日で対馬から周るコースを考えてみました。
実際に私が行ったのは、壱岐から先に周るプラン1の方です。
【プラン1(壱岐を先に周るコース)】
博多→壱岐→対馬→博多
●1日目
8:00 博多発(ジェットフォイル111便)
9:20 壱岐(郷ノ浦)着
<ポイント>
レンタカーを8時間借りて、一日観光できます。
郷ノ浦付近のホテルに宿泊します。
●2日目
12:35 壱岐(郷ノ浦)発(フェリー212便)
14:45 対馬(厳原)着
<ポイント>
午前中はホテルでのんびり。午後からフェリーで移動します。
レンタカーを1泊2日借りて、比田勝に移動し、ホテルに宿泊します。
●3日目
15:25 対馬(厳原)発(フェリー227便)
20:10 博多着
<ポイント>
厳原に戻りながら、フェリーの時間までゆっくり観光できます。
この日で、対馬を十分に観光します。
【プラン1a(壱岐だけ日帰りも可能)】
8:00 博多発(ジェットフィル111便)
9:20 壱岐(郷ノ浦)着
17:10 壱岐(郷ノ浦)発(ジェットフォイル129便)
18:20 博多着
<ポイント>
壱岐は一日あれば十分に観光できるので、日帰りでも楽しめます。
【プラン2(対馬を先に回るコース)】
博多→対馬→壱岐→博多
1日目
7:40 福岡空港発
8:15 対馬空港着
<ポイント>
対馬空港でレンタカーを8時間借りて、厳原付近のホテルに宿泊。
対馬の北部までは回る時間は厳しいため、中南部を中心に観光。
2日目
8:50 対馬(厳原)発(フェリー224便)
11:05 壱岐(芦辺)着
17:10 壱岐(郷ノ浦)発(ジェットフォイル129便)
18:20 博多着
<ポイント>
レンタカーを芦辺で借りて、郷ノ浦で返却する乗り捨てを利用する。
【交通手段】フェリーで行く方法
九州郵船株式会社
急行のジェットフィルと、時間はかかるけど安いフェリーが運行しています。
壱岐島や対馬行きの船が一日2~4便出ているので、基本的にはこちらを利用していきます。
壱岐・対馬フェリー株式会社
壱岐、対馬壱岐のフェリーを検索すると、こちらの会社のHPが先に出てきますが、ビジネス優先からか、「旅客(人)のみのお客様のご乗船はお断りする場合がございます。」との記載があります。なので、先に紹介した、九州郵船のフェリーで私は旅行しました。
【交通手段】飛行機で行く方法
壱岐空港
壱岐空港へは、福岡空港からの直行便はありません。行く場合は、長崎空港からになります。
対馬空港
直行便は、福岡空港と長崎空港になります。
飛行機の場合は、30分ほどで着くので、船が苦手な場合は飛行機もありです。
一日で回れる壱岐観光
壱岐観光のおすすめモデルコース
A:郷ノ浦港(スタート)
B:猿岩
C:月読神社
D:男嶽神社
E:小島神社
F:原の辻遺跡
G:郷ノ浦港(ゴール)
時計回りに周るか、半時計回りで周るかですが、午前中から観光する場合は、時計回りをお勧めします。
理由としては、観光名所が逆光にならないようにするためです。壱岐の観光名所は基本的に海向きのため、島の西側にある猿岩は、太陽が東寄りにある午前中に行くと逆光にならないです。
1泊2日で周る対馬観光
対馬観光のおすすめモデルコース
A:厳原港(スタート)
B:和多都美神社
C:烏帽子岳展望台
D:韓国展望所
E:豊砲台跡
F:比田勝港(周辺ホテルに宿泊)
G:対馬野生生物保護センター
H:姫神山砲台跡
I:万松院
J:厳原港(ゴール)
プランニングのコツ
何泊必要か?
要所を観光するのであれば、壱岐は一泊もしくは日帰り、対馬は一泊二日あれば周ることができます。
壱岐は島自体は比較的に小さく、観光地から次の観光地までが車で20分あれば着きます。
逆に対馬の方は思ったより広いと感じることでしょう。大雑把に北部と南部に分かれており、厳原から比田勝へ行くのに車で2時間ほどかかります。厳原発着の便で北部まで周りたいとなった場合、往復4時間はかかってしまうので、余裕を持ったスケジュールが必要になります。
レンタカーの予約が重要
基本的には、車で周る必要があるので、事前にネットでレンタカーの予約をしていると、船の到着に合わせて迎えにきてくれています。
そのおかげで、スムーズに観光できるので、おすすめです。
主なレンタカー会社としては、オリックスレンタカーやバジェットレンタカーが、ネット予約で安くなるので、こちらを利用しました。
最後に
壱岐や対馬は、古事記の国生み神話にも登場しており、神々の島とも呼ばれています。そのため、神話に登場する物語にゆかりがある神社が多く、古事記を読んでから行くとより楽しめます。
島ならではの自然が楽しめますので、島の旅をぜひ楽しんでください。
※この記事は、2021年6月時点の情報のなので、フェリー等の情報は事前に自身でご確認ください。
「【博多発】壱岐・対馬の2泊3日(1泊2日)のモデルコースを紹介」への1件のフィードバック
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