国宝の中で最も参拝が困難とされている三徳山の投入堂(なげいれどう)に行ってきました。
なぜ困難なのかというと、過酷な登山がともなうためです。
過去に滑落事故が多数あるほどの危険な山なので、心して行く必要があります。
目次
入山のハードルが日本一厳しい
投入堂に行く場合は、観光ではなく、登山の準備が必要です。
入山時に名前や連絡先などを書く受付があるので、以下の要件を確認してから行ってください。
服装と靴のチェック
スニーカーやサンダルなどの靴の裏がツルツルな場合は入山できません。
登山靴が必要になります。入山する際に靴の裏を見せてくださいと受付に言われてチェックされるので、行く際は必ず登山靴(トレッキングシューズ)を履いていきましょう。
もし、靴がない場合は、有料ですが、草鞋をレンタルして入山することも可能です。
その場合、草鞋で登山をしなければならないので、登山靴や運動靴を準備した方がいいです。
スカートも登山に適していないので断られる可能性があります。彼女と行く際には気をつけてください。
一人での入山は禁止
必ず2人以上での入山が条件になります。
観光地で一人では行くことが出来ない場所に初めて出会いました。
一人旅をしている人にとって、最難関となる条件です。
観光気分の入山はお断り
歴史的、宗教的な参拝修行道のため、レジャー登山観光気分、観光装備での入山は断られます。
雨天時、荒天時は入山禁止
天気次第になってしまうので、行きたい日の天気予報は確認しておきましょう。
三徳山のHPを確認すると参拝可能か確認できるので、少しでも天気が心配な際は、朝8時前後に情報が更新されるので、見ておくことをおすすめします。
登山の難易度が高い
マリオのステージのような岩と岩の間をジャンプする道や、手を使わないと登れない崖など、なんのアトラクション?と思うような険しい道なりでした。(少し盛ってます笑)
冗談は抜きで、岩をよじ登る場面はあるので、心していきましょう。
待ちに待った投入堂
投入堂は崖に建てられており、国宝になっております。706年に建てられたわけですが、現在も残っていて驚きというのと、どうやって建てたのかが気になります
建立方法は今でも謎のままなので、ミステリアスな国宝です。
入口から投入堂までは、元気な人で片道40分程で登れます。若くて動けるうちに見に行くことをおすすめします。
一人でも行く方法
私は一人で行きましたが、どうしたかと言うと、入口で他の登山者が来るのを待って、声をかけて一緒に入山しました。
下山して出る時も一緒に出なければならないので、同じくらいのペースで登山できそうな人に声をかけるといいと思います。
まとめ
一人での入山は禁止と聞いた時は躊躇いましたが、諦めずに挑戦して良かったです。
参拝登山や建立方法不明のお堂など、面白い経験ができました。