国境の島である対馬は、韓国を見ることができるくらい韓国が近いです。
名前は知っているけれど、行ったことがない人は多いのではないでしょうか。
今回は、博多発で壱岐島経由で旅行した際の対馬観光について紹介していきます。
目次
対馬観光のモデルコース
A:厳原港(スタート)
B:和多都美神社
C:烏帽子岳展望台
D:韓国展望所
E:豊砲台跡
F:比田勝港(周辺ホテルに宿泊)
G:対馬野生生物保護センター
H:姫神山砲台跡
I:万松院
J:厳原港(ゴール)
厳原港から入港し、北部(比田勝)も含めて観光するコースです。
厳原から比田勝までは、車で2時間程度かかるため、北部に行く場合は1泊は必要になります。
レンタカーを厳原で借りて、比田勝で乗り捨てできれば、片道の移動になるので効率的なのですが、なかなかうまくいかず厳原発着の船便を利用することになります。
おすすめのモデルプラン
1日目
12:35 壱岐島(郷ノ浦)発(フェリー212便)
14:45 対馬(厳原)着
15:00 レンタカーの受付
16:00 和多都美神社
16:30 烏帽子岳展望台
18:00 韓国展望台
18:20 豊砲台跡
18:40 比田勝のホテルチェックイン
2日目
10:00 対馬野生生物保護センター(日本最北西端の地)
11:00 海神神社
12:00 姫神山砲台跡
13:00 そば道場あがたの里
14:00 万松院
15:00 レンタカー返却
15:25 対馬(厳原)発
20:10 博多着(フェリー227便)
かかった費用はどのくらいか?
全体の費用としては、約18,770円でした。内訳は以下の通りです。
今回は、壱岐島から対馬にフェリーを利用したので、片道2,200円。
着いたらレンタカーを24時間(一泊二日)借りたので、約5,380円。(WEB予約割引25%オフと初回利用1,000円引き後の価格です。)
バジェットレンタカーで、レンタカー代と免責補償付きでこの値段です。ネット予約がお得でした。
厳原港から徒歩数分で、レンタカーの借りられるガソリンスタンドに着きます。手作りの観光マップも貸してくれてサービスも良かったです。
観光費用は、主に神社が多く、入場料がかかるところには行っていないので、賽銭代くらいでほぼタダ。
帰りは、博多へフェリーで行ったので、4,190円でした。
フェリーは1等、2等指定席、2等と値段が変わりますが、繁忙期ではない場合は、2等でも空いているので安く済ませましょう。
食費は、夜一回と昼一回なので、大体3,000円くらい。
比田勝のゲストハウスに宿泊したので、一泊4,000円。
ホテルに泊まると、一泊6,000円以上するので、対馬の一泊二日の予算は2万円程度になると思います。
おすすめの対馬観光スポット6選
和多都美(わたづみ)神社
古事記の物語の舞台となっており、海に立つ鳥居が美しい神社です。
日本神話の山幸海幸神話や竜宮伝説が残っており、古事記を読んでから行くとより楽しむことができます。
烏帽子岳展望台
日本有数のリアス式海岸の浅茅湾を一望できます。
韓国展望所
空気が澄んでいる秋冬で、天気が良い日は水平線の向こうに韓国が見えます。
夜に見に行けば、遠目に夜景も確認できます。
建物の中は対馬の歴史が展示されています。
豊砲台跡
1934年に完成し、当時は世界最大の巨砲が備え付けられていたが、実際に使用されることはなかったという。ある意味、平和の象徴かもしれないしれないですね。
内部は、照明がつくものの、廃墟状態なので、RPGのダンジョンを探索しているかのようで、リアルな冒険感を味わえます。
廃墟好きにはたまらない光景でした。
日本最北西端の地
国境の島ならではの、日本最北西端の地が棹崎(さおさき)公園にあります。
道は細いですが、公園内を車で進めるので、最北西端の碑の近くまで行けます。厳しそうなら、対馬野生生物保護センターの駐車場に停めて、歩いて行きましょう。
本州最北端や能登最北端の地などに行ったことがあるので、端と聞くとつい行きたくなります。
姫神山砲台跡
廃墟となった砲台跡の第2弾です。日露戦争時に建設された対馬の要塞で最大規模の大きさになります。
ここも狭い山道を車で進むことができます。対向車が来たら困ってしまうような細い道を長く進み、景色が開けたところで車を停めて、数分さらに登ると着きます。道が凸凹しているので、レンタカーに傷がつかないか心配になるほど整備されていないので、運転に慣れてない人は避けた方が無難かと。
見晴らし台からは海を眺めることができます。
万松院
対馬藩主の歴代の墓が眠るお寺があります。石段が長いですが映えています。
レンタカー返却前に時間に余裕があれば寄っておきたいところです。車を停めるところに人懐っこい猫がいて可愛かったです。
最後に
PS4のゲームで「ゴースト・オブ・ツシマ」というのがあり、元寇時代の蒙古軍と地元の対馬軍との戦いが舞台となっています。行く前にプレイすると予習になるかもしれません。
島ならではの自然や歴史があるので、モデルコースを参考に対馬観光を楽しんでください。