バンコクからチェンマイへ電車で行った話

海外で過ごす3回目の年越しをタイにあるチェンマイで迎えるために、12月30日にバンコクに入り、31日に電車でチェンマイまで向かうことにしました。

バンコクからチェンマイへ行く手段として、大きく3つあり、バス、電車、飛行機とあります。
値段は飛行機が高くなるので、今回は電車で行くことにしました。

電車はフワランポーン駅という、東京駅のようなタイでは代表的な駅から出発します。各地方行きの国鉄が多い駅です。
朝8時半に出発して、そこから約11時間かけてチェンマイへ向かいます。

8時前に駅に着いたので、朝食のフルーツや電車内で食べる用のお菓子を買って、ベンチで朝食を食べている時に不思議な光景に出会いました。
8時になると、タイ人が全員立ちだし、歩いている人も立ち止まりました。何かと思って、あわせて私も立つと、曲が流れ始めました。曲が流れている間は誰も動かないので、フラッシュモブを見ているかのようでした。

1分ほどで曲が終わると、何事もなかったかのようにタイ人が動きだしました。

タイでは、駅などの公共の場では、朝8時と夜18時になると国歌が流れます。国歌が流れている間は、立ち止まって敬意を表すようです。日本とは違う文化に触れると嬉しいですね。

予定より少し遅れて来たチェンマイ行きの電車に乗り込みました。
ローカルな乗り物を使うと現地の人しかいないですね。

電車で後悔したのは、日中を丸々電車の中で過ごしてしまうため、タイを観光する時間を一日無駄にしてしまったと感じました。
日本からタイまでのフライト時間ですら6時間程度なのに、また移動時間で11時間をかけるのはかなり無駄でした。
次からは、夜行電車か飛行機を使うと決めました。

電車の中は、冷房をガンガンにかけているため、冬用の上着を着ていて丁度いいくらいでした。
半袖だと寒くて辛かったです。

一定の時間ごとに飲み物(コーヒーや水)をもらえたり、食事が出るので、サービスとしては悪くなかったです。

朝一に乗ったので、朝食と昼食、飲み物のサービスが2回ありました。カレーはめちゃくちゃ辛かったです笑

時間を潰すのに準備していたのは、Youtubeのオフライン動画と3DSのゲーム(逆転裁判)を持ってきていました。
昼間なので、眠くもなくゲームをしていても飽きてしまい、長時間の移動がすごい苦痛でした。
旅をしていた時は20時間越えのバス移動もありましたが、久々の長時間だったため、暇の潰し方を忘れてしまいました。

ひたすら暇を潰して、チェンマイに着いた時は19時半ですっかり暗くなっていました。

チェンマイ駅につくと、市内に向かうための乗合バンがあるので価格を聞いて乗り込みます。
バンは人数がいっぱいにならないと出発しないので、早く市内に行きたい気持ちを抑えつつ、10分程度待つと出発しました。

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