【フィリピン】世界最小級、湖の中に湖がある不思議なタール火山


湖に浮かぶ高さ311mの世界最小級の活火山のタール火山に行きました。
カルデラも湖になっている不思議な火山です。

タガイタイは首都マニラから車で1時間半ほど離れていて、日帰りで行ける人気の避暑地となっています。

会社のフィリピン人に「一人でタガイタイまで行く」と言ったら、「Explorer!(探検家だね)」と驚かれました。
ちょっと遠いからですかね^^;

住んでいるアラバンからは直接行く方法がないので、途中までバンで行って、そこからジプニーに乗り換えるのがいいみたいです。

ジプニーはフィリピンの乗合タクシーで、行き先が書いてあるので、なんとなく行く方角に進むジプニーを2回くらい乗り継いで、2時間半かけて、タガイタイまで着くことができました。

そして、タガイタイからタール火山に行くまでも大変でした。

タガイタイは丘にあるので、まず湖のふもとまで下って、ボートで山まで渡り、そこからハイキングで頂上まで登るという流れです。

タガイタイを歩いていたら、タール火山に行きたいのか?と聞いてくるバイクタクシーのおっちゃんがいたので交渉が始まります。

ここで相手の最初の言い値は確実に高いので、今回は交渉術「帰るふり」を使って言い値の6割まで値引くことができました。

トライシクルという、バイクの横に人用の荷台のついた3輪のバイクタクシーで30分かけて下ります。途中で車に轢かれかけます。

下ったら、ボートを一隻貸し切って湖を20分かけて渡ります。スプラッシュマウンテンくらい水がかかります。

やっと、出発してから3時間半かけてタール火山まで着きました。しかし、ここから山登りが始まります。

歩いて登ると大変ですが、幸いにも馬に乗って登れるみたいなので、お金の力で馬を借りて登りました。

30分かけて登ると、ようやく見たかった光景を見ることができました。

なんと山の山頂にも緑色の湖がありました。
湖の中にある山に湖があるなんて、何とも不思議です。

山頂をぶらぶらしていると、なにやらゴルフをやっている人がいます。

どうやらゴルフボールをカルデラの湖まで飛ばすといいことがあるようです。

3球挑戦できるみたいですが、ゴルフはやったこと無かったのでやりませんでした。

6月はシーズンオフみたいで、観光客は少なかったです。いい天気だったのでとても暑かったです。あまり避暑はできませんでした笑

バックパッカーとしての経験があったので、一人でも行けましたが、観光として行くには、体力的に少しハードかもしれません。
旅に自信がある人は自力で行ってみましょう!