世界一美しい広場、サン・マルコ広場の周辺施設や楽しみ方

世界で最も美しい広場として称されるサンマルコ広場は、ナポレオンが「世界一美しい広場」と賞賛したと言われています。

シンボルの鐘楼やサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、ヴェネチア最古にしてカフェラテ発祥のカフェ「フローリアン」など、有名な観光名所が多数あります。

市内を一望できる鐘楼

サンマルコ広場のシンボルにもなっている鐘楼は、エレベーターで上るとヴェネツィアの街並みを一望することができます。

真下を覗くとサンマルコ広場を見下ろせます。

鐘は12時と18時に時刻を知らせるために鳴り響きます。この時間に見晴台にいると間近で大音量が鳴るのでうるさいです。

夕方に行くと明るい景色と、ライトアップされた景色と鐘の音を聞くことができるので、夕方に行くのがオススメです。
景色が変わって行くので、普通の所要時間は30分程度だと思いますが、1時間半くらい見晴台にいました笑

昼頃に行くとチケット売り場で行列ができていることがあるので、朝か夕方に行くのが良さそうです。

秘密の場所があるサン・マルコ寺院

入場するときは長蛇の列ができているいるので、時間に余裕があるときか、早朝に行くといいと思います。
一階の内部は写真撮影がNGのため、ぜひあなたの目で確かめに行ってください。

二階にも上がることができ、外は写真を撮ることができます。
外に出るとまず出迎えてくれるのは、馬のお尻でした笑

漫画「ARIA」にも登場する、秘密の場所が二階にあります。

観光名所で人がたくさんいますが、不思議と気づかないところ。

毎日海を眺めていて、
何百年も気の遠くなる時間を独りぼっちで待っている殿方がいます。

それがこちらです。

この殿方と同じ目線で景色を見てみましょう。

この御方は人知れず、何百年の間、サンマルコ広場を見守り続けてきたんです。
とっても素敵だけど、ちょっぴり切ないですね、
とっておきの秘密の場所にしたので、あなたも会いに行ってみてください。

ため息橋に繋がるドゥカーレ宮殿

ゴシック様式の代表建築といわれ、総督邸兼政庁として建てられました。宮殿と呼ばれるに相応しい広い部屋や牢獄と繋がっている橋があります。

中には大きな絵画が飾られています。中には武器も展示されている部屋もあります。

ドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄の間をつないでいるのがこちらの「ため息橋」です。ため息橋は白い大理石で作られており、囚人が逃げない様に覆いと格子の窓が付けられています。

外側から見ると綺麗な渡り廊下に見えますが、悲しい橋になります

囚人たちが投獄される前に最後にみるベネチアの景色がこの橋からの景色ということで、囚人がここで最後のため息をつくということから、「ため息橋」の名前が付けられました。
最後は海を見ることができたようです。

最古のカフェ、フローリアン

ヴェネツィアに現存する最も古いカフェで、カフェラテの発祥店として有名なカフェ・フローリアン(Caffè Florian)です。
1720年に開業したので、290年以上続くカフェになります。

クロワッサンのサンドイッチとカフェラテのセットで3000円くらいしますが、サンマルコ広場にきたら是非とも立ち寄りたいお店です。
生演奏も聞くことができるので、優雅な時間を過ごすことができます。朝食にちょうどいいですね。

【番外編】水に沈むサンマルコ広場

前日に雨が振ったりすると、サンマルコ広場が洪水のように水浸しになることがあります。
運が良ければ、滞在中にもこのような光景が見ることができます。

現地の人からすると特に珍しくないのか、準備が周到で、水に濡れないように通路ができていました。
レストランやお店も水浸しになっていますが、通常通り営業しています。

鳩に餌をあげてるおっさんに気をつけろ

昼間の広場には、鳩に餌をあげているおっさんがいて、近づくと餌を手に乗っけてくれます。
すると鳩が手元に乗ってきて、わちゃわちゃするのを楽しむことができます。カメラも渡すと写真を撮ってくれてますが、立ち去ろうとするとチップチップと要求してきます。まあ、要求されることを分かっていながらも、インスタ映えのために写真を撮ってもらい、チップを渡しました。