「水の都」や「アドリア海の女王」とも称されるヴェネツィアは英語ではVenice(ベニス)と書きます。
世界遺産に「ヴェネツィアとその潟」として認定されていて、ヴェネツィアングラスで有名なムラーノ島やカラフルな家の多いブラーノ島なども含まれています。
人生観を変わるきっかけともなるヴェネツィア観光を200%楽しむための方法を伝授します笑
マンガ「ARIA」を読もう
ヴェネツィアを舞台にした漫画で、建築物や風習がヴェネツィアそのものなので、読むだけで行った気にもなれます。
ウンディーネ(水先案内人)が観光地を解説してくれるので、ツアー添乗員のガイドを聞いているかのようにヴェネツィアを知ることができます。
主人公の水無灯里は素敵な心の持ち主で、どんな景色も素敵に見え、恥ずかしいセリフも自然と浮かんできてしまいます。
そんな、ほのぼのとした心が温かくなるような漫画です。アニメもあるので、合わせて見てみてください。
私もヴェネツィアに向かう前にアニメを見て予習してから行きました。
すると、アニメでも見た映像が、目の前に広がるので、光景をより感動的に楽しむことができます。
漫画に出てくる水の三大妖精のアリシアさんの言葉で、
「同じものでも時間帯次第で全く違う顔を見せてくれたり、その季節が変わることで空気や色合いも移ろってゆく。
そして、何より、その時その場に居合わせている自分の気持ち一つで見えてくる世界がまったく別なものに変わってしまう。
素敵なものは無限大なんだから。」
というセリフが、ヴェネツィアにぴったりな言葉だと思いました。
まるで異空間!ヴェネツィアならではの光景
水の都なので、車や電車は一切走っていません。車が通れるほどの道はなく、基本的には水路が迷路のように入り巡らされているのでゴンドラと呼ばれる小さな船で移動します。
基本的にどの光景を切り取っても、水が入るので、美しい感じがします。
世界でもここだけでしか見ることのできない光景がたくさんあります。
あなただけの素敵な光景を探しに行きませんか?
水上を移動してみよう
長距離を移動する場合は、ヴァポレットという水上バスで移動します。運河沿いに停留所があり、チケットを購入して乗り込むことができます。市の中央をS字のように流れる運河を右岸と左岸にある停留所に交互に寄って進みます。
観光客向けにはゴンドラがあり、ヴェネツィアに行ったら必ず乗ることをオススメします。
停留所から漕ぎ始め、運河へ出るときの景色の開放感は気持ちがいいものがあります。どうしてゴンドラ通しがぶつからないのか、船通しでどんなルールがあるのか気になりながらも、水上からみるサン・マルコ広場や街並みはとても綺麗で陸地から見るのとは違った光景を楽しめます。
また、住宅街の細い水路を通るのもなかなか楽しかったです。家の水路側にも扉があったり、窓際には花が飾られていて景観を良くします。橋の下を通るときには乗客も頭を下げてや片側に寄って、斜めになりながら進むこともあり、協力しながら難関を潜り抜けます。
潮の満ち引きもあるため、水路として通れた道も、潮が満ちると橋の下を通れなくなったりして、道が塞がれます。普通に考えれば不便極まりないですが、その不便さも楽しめるのがヴェネツィアです。
お金を払えばカンツォーネと呼ばれる演奏を聞きながらゴンドラに乗ることができますが、運が良ければ他のゴンドラで演奏されているのを聞くことができます。
世界で一番楽しい迷路を歩こう
散策時には、「ARIA」のアニメで流れているBGMを聞きながら歩くと、アニメの世界観を実際に歩いている感じで聖地巡礼として楽しむこともできます。
細い路地が続くので、サン・マルコ広場にある鐘楼のようなランドマークが立っていても、そこを目印に歩くことができず、進んでいると水路に出てしまい行き止まりになることもあります。
方向感覚に自信のある私でも、どこを歩いているのか分からなくなり、最終的にはGoogleMapを見ました。それくらい迷路になってます。
ヴェネツィアの街歩きは世界で一番楽しい巨大な迷路かもしれません笑
ヴェネツィア観光を200%楽しむための方法をまとめ
- 「ARIA」の漫画やアニメを見てから行く
- ヴェネツィアに行き、ゴンドラに乗る
- たくさん散策に行き、自分だけの光景を見つける
- 帰ってきたら、また「ARIA」を見る
ぜひ、ヴェネツィア観光を楽しんでください!