世界の果てまでイッテQで一躍有名になった、トマトを投げつけ合う祭りのトマティーナに参加してきました!
番組は見たこと無かったのですが、旅行雑誌で読んだことがあり、いつか参加してみたいなと思っていたところ、祭りの日程に合わせて休みが取れたので、行くしかない!と決めました。
人生に一度は参加したいお祭りの一つだったので、めちゃくちゃ楽しかったです!
目次
トマティーナとは
スペインのバレンシア地方ブニョールで行われるトマト投げ合い祭りです。
毎年8月最終週の水曜日に開催されます。2019年は8月28日(水)に開催されました。
週の真ん中の曜日に開催されるので、社会人は1週間の休みを取る必要がありますね。
酔っ払い同士のケンカで、トマトを投げ合ったのが始まりのきっかけと言われています。個人の喧嘩がお祭りになるとは面白いですよね。
開催場所
開催地のブニョールは、スペインで有名な都市のバルセロナとマドリードの間くらいにある小さな街です。
ブニョールは宿が少ないので、自力で参加する方はバレンシアに宿を取るようです。
バルセロナやマドリードからは距離があるので、移動を含めた現地ツアーで行くのがおすすめです。
トマティーナへの参加方法、チケットの購入方法は?
トマティーナに参加するためにはチケットを購入する必要があります。
チケットの購入方法は3つあります。
1つ目は、公式サイトから購入する方法。
私は5月ごろからサイトを眺めてましたが、チケットがSOLD OUTになっており、売り切れなのか販売開始前だったのか分からず、購入できず。(基本的には、チケットのみの購入はできず、オプション付きの高いチケットが売られているようです。)
2つ目は、現地ツアーで参加する方法。(おすすめ!)
日本人向けの現地ツアーで「みゅう」がバルセロナ発やマドリード発のツアーを出してます。私はこれで参加しました。おすすめする理由も記事後半にまとめています。
6月頭に予約した段階では、空席に余裕ありでした。
バルセロナからのツアーだけでも100人以上の参加者がいたので、早めに予約しておくに越したことはないですね。
3つ目は、現地で購入する方法。
現地で開催される前夜祭の時にもチケットが買えるようです。チケットを取れなかったり、バックパッカーは、前夜祭に乗り込んで手に入れるのもありかもしれないですね。
トマティーナが始まる前からお祭り騒ぎ
開催地のブニョールでは、前夜祭が行われ、街はイルミネーションで飾られます。当日はトマティーナ以外にもイベントがあります。
パロ・ハボン
スペイン語で石鹸の棒という意味で、石鹸が塗られた木の上にあるハムを取る祭りです。
誰かが土台となり、その上に人が登って、高いところにあるハムを目指すのですが、石鹸が滑るようでズルズルと人が落ちて来ます。
協力しないと登ることは出来ませんが、みんな我先にと上を目指すので、結局みんなで落ちていきます。ここ数年は誰も頂上までたどり着いていないとのこと。
水かけ祭り
トマティーナが始まる2時間前でも通りは祭り騒ぎになっています。
何をしているのかと言うと、水かけ祭りをしてます笑
通りを歩いていると住民たちが、家の上からホースやバケツで水をかけてきます。
道を通るだけで、標的にされ水をかけられるので、まるでタイのソイクラーン(水かけ祭)に参加している気分になります。
8月末と言えど風があると冷えてきて寒かったですw
そんなこんなで、道はずっとお祭り前のお祭り騒ぎ状態でずっと賑やかでした。
やっとトマティーナが始まる…!
11時頃になると、「パーン」という発砲音が合図となり、トマティーナが始まります。
トマトを積んだトラックが来るので、今か今かと待ちながら、みんなで歌い盛り上げながら待ちます。
トラックがやって来たら、トマト戦争の始まりです!
上から投げつけられると、いじめられっ子の気持ちになるので、落ちているトマトを拾って投げ返します笑
数えきれんばかりのトマトで遊べるのは、子供の頃に夢にも思わなかったクレイジーな遊びで、もう祭り中はわけが分からない状態です!
でも楽しいと思えるのがトマティーナの良さです笑
ゴーグルは一瞬でかけている意味を無くして、トマトが目に入ってめっちゃ染みます。びっくりするぐらい染みます笑
頭にトマトをかけられたり、背中にもトマトを入れられたりして、全身がトマトまみれになります。
トマト汁は足首くらいまでの高さの洪水状態になってきて、まさにカオス状態とはこのことかと感じました。
12時になると終了の発砲音が聞こえ、トマト祭りは終わります。
1時間があっという間に感じるくらい、ずーっとトマトを投げ合ってわちゃわちゃしていました。
祭りが終わったらシャワータイム
トマトまみれの状態だと、電車やバスなどの公共交通機関には乗ることができないので、洗い落とさなければなりません。
住民がシャワーで水をかけてくれるので、無料のところや、お金(2〜5ユーロ)を払って、トマトを洗い落とします。完全に綺麗な状態には、なかなかならないので、着替えられるくらいに落としましょう。
髪の毛にトマトの皮がからまっていたり、耳の中にもびっくりするくらいトマトが入ってました。
トマティーナ参加の注意点
祭りを正しく楽しむためにも注意点があるので、みんなで守りましょう。
・バッグ類、大型カメラ、自撮り棒等の大きいものは会場への持ち込みができません。
・スマホ、お金は防水ケース(ジップロック)に入れる※盗まれやすいので注意
・Tシャツを破ったり、投げない
・トマトを投げる前に必ず手でつぶすこと。(柔らかくするため)
・トラックに轢かれないこと※絶対
・トマトは決められた時間以外は投げない
持ち物
・ゴーグル(つけていても結局意味がなくなる)
・白いTシャツ(トマト色になるため)
・水着(捨ててもいいもの)
・靴(捨ててもいいものか、かかとのあるサンダル)
・遊び心(非常に大事!)
祭りの後は、会場で衣類を回収してくれる人がいるので、着替えた後に汚れた衣類はその場で捨てることが出来ます。記念に持って帰りたい気持ちもありますが、トマトまみれなので、腐ってカビが生えたりすることを考えると捨てた方がよさそうです。
より楽しむためには
私は一人で参加しましたが、友達などと複数人で参加した方がよりトマティーナを楽しめると思いました。
お互いにトマトを投げ合ったり、盛り上がったりした方が祭りに参加している感が出るので。
今回はみゅうの現地ツアーに参加し、バルセロナでの前夜祭(交流会)に参加したので、事前に顔見知りが出来、写真を撮ってもらったり、一緒に楽しむことができました。
みゅうでの参加をおすすめする3つの理由
おすすめする、1番の理由は、何より準備が非常に楽に済みます。
トマティーナに参加するためのチケットの手配や、現地のホテル探し、トマティーナ後のシャワーなど、考えないといけないことは山ほどありますが、ツアーにしたらほとんど任せっきりにできるので非常に楽です。
持ち物にあると便利と言われている、体に貴重品を巻きつけるためのガムテープや、お金を入れられるジップロック、トマトが目に入った時に消毒用の目薬など、サポートも充実しています。
2つ目の理由は、日本人のツアーなので、仲間を作りやすく安心。
みゅうのツアーで参加したので、前日に参加自由の交流会があり、そこで一人参加者同士で仲間が出来ました。
その後のバルセロナに戻ってからも夕食の相手ができたり、仲間を作ることができたのが良かったです。
3つ目も重要で、通常よりも料金はかかりますが、祭り後に快適なシャワーを使えるプランがあります。
祭りが終わった後は、住民にお金を払ってシャワーを浴びるのですが、どこも行列ができているので後始末が大変です。
自分で買ってきた水で流したり、タオルで拭いたりもできますが、綺麗に落とすのは無理があります。
シャワー付きのプランを予約すると、ツアー貸切のシャワーが使え、シャンプーやタオル付きでトイレも使えるので、祭りの後も快適に過ごすことができました。
参加してみての感想
今まで参加した祭りの中でも、一番クレイジーな祭りでした。食べ物を大量に使った遊びはトマティーナぐらいでしか味わえません。
生まれて初めてトマトまみれになる体験は、最高に楽しいと感じる共に、当分トマトの匂いは嗅ぎたくないです笑
また、友達を誘って行きたくなるような楽しさはありました。
最後に、帰りのバスで、疲れたので眠くてあくびをした時に、目から涙が出たかと思ったら、トマトが出てきました笑
トマティーナ恐るべし笑
「世界一カオスでクレイジーなトマティーナに参加した【トマティーナ2019感想】」への1件のフィードバック
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