フランスのパリと言ったら、外せないのがマリーアントワネットにもゆかりのあるヴェルサイユ宮殿ですね。
有名な鏡の間というシャンデリアの部屋もあり、絢爛豪華という言葉がぴったりな宮殿です。
ヴェルサイユ宮殿を建造したのは、ブルボン王朝の太陽王ルイ14世です。臣下が建てたバロック様式のヴォールヴィコント城が自分の建てた宮殿よりはるかに素晴らしかったため、腹を立てて臣下の城の建築に携わった建築家や造園家、画家を集め、約50年かけて完成させました。
つまり、家臣の嫉妬に燃えた太陽王が意地をはって作った宮殿とも言えます。
そのベルサイユ宮殿はバロック様式の最高傑作とも言われています。
バロック建築は彫刻や絵画、家具などの諸芸術が一体となった総合芸術のことで、絶対王政の時代となったルイ14の統治下に最盛期を迎えました。そのため、椅子や絵画など何もかも豪華な感じがします。
その内部の様子はこちら!
ヴェルサイユ宮殿はパリ郊外にあり、市内から電車で40分くらいで行くことができます。
観光時にはパリ・ミュージアム・パスを買っておくとスムーズです。昼頃に向かうと、入場券を買うだけでもかなり並ぶ事があるみたいですが、観光パスを持っていると、入場券代わりにもなるので、並ばずに入ることができます。
早朝に行くとまだ空いているので午前中に行くのがオススメですかね。
庭園もあり、かなり敷地が広いので、見学時間は2時間くらいかかると思えば良いと思います。