源氏物語の執筆場紫式部に会うことができる石山寺

石山寺とは


真言宗の大本山です。四季折々の花も綺麗で、今でも多くの参拝者が訪れます。

平安時代には、紫式部をはじめ、女流文学者が参拝する「石山詣」が盛んになりました。
かの有名な『源氏物語』も、石山寺参籠中に執筆したと言われています。

石山寺で書かれた源氏物語

源氏物語は54帖からなる長編の物語で、光源氏を主人公とした貴族社会の様子が書かれています。

紫式部が書いた作品として有名ですが、紫式部が生涯で唯一書いた物語作品のようです。
最初で最後の作品が、今日においても有名な作品として残っているというのは、やはり伝説と感じてしまいますね。

紫式部は、他にも和歌集を出しており、百人一首にも和歌が残っています。

石山寺の見所

胎内くぐりの岩

穴をくぐると願いが叶うと言われるパワースポットです。

天然記念物の硅灰石

石灰岩と花崗岩が接触し、雄大な硅灰(けいかい)石になったようです。ここまで大きいのは珍しく、国の天然記念物になっており、石山寺の名前の由来にもなっています。

安産の腰掛け岩

岩盤に座ると安産になると言われています。

最後に

文学開花の地でもあるので、石山寺で執筆すれば、何か伝説になるようなインスピレーションを得られるかもしれませんね。
琵琶湖周辺を観光する際は、ぜひ立ち寄ってみてください。