人生100年時代と言われる時代に、このまま日本に留まっていていいのだろうか。
将来への不安はつきません。
旅をすると何を得ることができるのでしょうか?
旅をした方がいいと言われているのはなぜでしょうか?
約3ヶ月で世界一周した私が、旅をして感じたこと、得られことを紹介します。
このブログのタイトルにもある「人生を豊かにする世界一の旅」という通り、
旅は「人生」を豊かにすることだと思っています。
大学時代、20代の時に人生100年時代と言われても、数年後に何をしているかも分からないのに、
そんな何十年後の話や、老後のことなんて考えることはできません。
そんな中、就活を始めるにあたって、自分の将来やどんな生き方をしていきたいか考えた時に
「何かをやりたいと思った時に、やりたいことができる自分になりたい。」
と思いました。
これは、旅をする前にもこの思いがあり、旅をしてからはこの思いが強くなりました。
大学4年になる時に「やりたい」と思ったことが「世界一周」でした。
人生に一度は見に行きたい場所があり、今しか行ける時間がないと感じたため、研究室に配属された自己紹介の時に、今年は世界一周することを伝え、有言実行しました。私にとって就職活動=旅でした。
旅をすると「当たり前」を平気で覆されます。トイレにトイレットペーパがない。冷たいシャワーしか出ない。水道水は飲めない。
日本では、常識的なことであっても、海外では非常識に変わることがたくさんあります。
非常識に触れると、今まで生きていた自分の人生や価値観が簡単に壊れます。
旅をすることで、自分でも気づかずに作っていた考えの殻にヒビを入れてくれます。
幸せな人生に必要なのは「愛」であり、豊かな人生に必要なのは「精神的・肉体的」な健康です。
旅をすることで、精神的な健康を手に入れることができました。
たくさんの初めてに触れ、たくさんの壁を乗り越え、たくさんの人に出会います。
その小さな積み重ねが、自分の中でも自信に繋がり、どんな世界に飛び込んでも生きていける力がつきました。
いわゆる、「バイタリティ(生命力、活力)」が自然と身につきます。
「バイタリティ」の高い人の特徴は「健康的」「打たれ強い」「積極的」「ポジティブ」「小さいことは気にしない」「目標がある」「失敗を恐れない」などがあります。
旅をしている人のイメージとしても、行動力があり、やる気で満ち溢れ、挑戦している人と一致していると思いませんか。
旅をすることで今までの自分に欠けていたものが身につきそうじゃないですか?
知らない自分に出会えそうな気がしませんか?
私の場合は、人見知りの性格がだいぶ克服できました。
海外で人見知りをしていると、目的地に辿り着けなかったり、買いたいものも買えないので、生きていく事ができません。
知らない世界に触れることで、「こうしなければならない」、「こうでなければならない」というような制約から解き放たれます。
考え方もポジティブな思考になりました。
私の中で、「旅行」と「旅」は違うものだと思ってます。
簡単に言うと、「旅行」はトラベル。「旅」はサバイバルです。
「旅行」はヨーロッパやアメリカなどの先進国に行くことで、世界遺産や美術館などに行き、芸術、文化、歴史を学ぶものです。
「旅」はアフリカや南米の発展途上国に行くことで、生活の不便さを感じながらも、人の温かさや、生き方について考えさせられます。
なので、若いうちは「旅」をすることをオススメします。
「旅」に行くことで、精神的に豊かになる。
精神が豊かになることで、人生が豊かになる。
さあ、あなたも旅に行きましょう。自分でも知らない自分に会いに行きましょう。