モンセラット観光の見所と聖歌隊の時間は?

バルセロナの市内観光が終わって、次はどこに行こうかと考えていたら、日帰り観光ができるモンセラットをおすすめします。

聖歌隊や黒いマリア像など見所がいくつかあるので、時間に注意しながら観光して行きましょう。

モンセラットとは

ノコギリ山という意味のモンセラットは、キリスト教信仰の地として栄えました。
教会だけでなく、美術館やモンセラットを一望できる展望台などもあります。

また、ガウディのサクラダファミリア発想の源となったとも言われています。
サクラダファミリアを見た後は、モンセラットの光景と合わせて、ガウディの思考回路を追ってみましょう!

モンセラット観光の外せない見所3選

  1. 少年団の賛美歌(エスコラニア)が聞ける教会
  2. 触ると願いが叶う黒いマリア像
  3. ノコギリ型の山脈の景観

まず、観光の優先順位が高いのが、エスコラニアと言う少年聖歌隊の合唱を聞くことです。

合唱の時間が決まっており、教会で13時から始まります。
15〜30分前に教会に行けば、前の方で座って聞くことができます。

少年団の歌は、まるで天使の歌声のようで、教会に響き渡っていていました。
時間を合わせて訪れるようにしましょう。

そして、修道院の右手側の入り口から入ると、黒いマリア像へ参拝できます。
聖母マリアの木製像が持つ天球に触れると願いが叶うと言われています。

長蛇の行列ができることもあるので、早めに並ぶか、時間に余裕があるときに並びましょう。

その他の見所

サン・ジュアン

モンセラットを一望できる展望台があります。
ケーブルカーで登ってみることができます。

サンタ・コバ

黒いマリア像が見つかったとされる、洞窟があります。
現在はレプリカが飾られているようです。

モンセラットまでの行き方

バルセロナからモンセラットまで電車で約1時間半かかります。

まずは、エスパーニャ(espana)駅のインフォメーション窓口に行って、モンセラットに行きたいと伝えると、チケットの案内をしてくれます。

モンセラットに行くための電車とモンセラット観光のケーブルカーがセットになっています。セットチケットは31.60€でした。
モンセラットは、バルセロナ市外にあるため、市内の電車チケットは使用できないので注意しましょう。

エスパーニャ駅からカタルーニャ線R5でモニストロ・デ・モンセラット(Monistrol de Monstserrat)駅に向かいます。乗車時間約1時間。
電車は1時間に一本しか出ていないので、時間を確認してから、余裕を持って行くことをお勧めします。
朝8時36分が始発で、1時間おきに電車が出ます。

モニストロ・デ・モンセラット駅に着いたら、登山鉄道に乗り換えます。観光客の流れと、ガイドについて行けば迷わず乗り換えできます。

ふもとの駅からモンセラットの山々が見えます。

モンセラット観光の2つの注意点

修道院には入れない時間帯がある

10時から12時頃までは、宗教行事の準備があるため入ることができません。
この時間は、黒いマリア像へ参拝できないので、他のところを周りましょう。

スペインはコインロッカーが少ない

注意点として、スペインにはコインロッカーが少なく、エスパニョール駅やモンセラットには荷物を預けられるところがないので、キャリーケースは置いていきましょう。

バルセロナに朝早く着く便だったので、ホテルのチェックイン前にどこか観光しようと思い、モンセラットにそのまま向かいました。
キャリーケースを預けられるところはないかと、エスパーニャ駅やモンセラットのインフォメーションに聞いても、預けられるところがないとのこと。しょうがないので、キャリーケースをコロコロしながら観光することになりました。

まとめ

聖歌隊の賛美歌や黒いマリア像など、必見な観光は時間に注意して行くようにしましょう。

行きの電車の時間は事前に確認しておくことと、大きな荷物は極力持って行かないことが重要です。

観光に半日かかるので、バルセロナ観光ですることが無くなったら行くことをお勧めします。